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大橋 智樹(おおはし ともき)

1971年 東京都目黒区生まれ

宮城学院女子大学 学芸学部学長戦略室・室長

学歴
1999年 東北大学大学院 文学研究科 単位取得満期退学
講演可能地域
全国
主な講演テーマ
「ヒューマンエラーの本質と対策」
「安全管理の在り方-東日本大震災後に迫られた安全管理の転換」
「自動車の事故をどう防ぐか-相対事故リスク評価手法に基づく対策」
「心理学とはどんな学問か-『心が読める』という誤解を解く」
「産業事故の事例に学ぶ」
※福知山線脱線事故,横浜市立大学病院患者取り違え手術事故,広尾病院誤投薬事故など
「原子力発電所の安全対策」
主な著書
「現代の認知心理学7認知の個人差」
「事例で学ぶヒューマンエラー」
訳書:「ヒューマンエラーは裁けるか-安全で公正な文化を築くためには-」
経歴
1998年  (財)日本学術振興会特別研究員
1999年  (株)原子力安全システム研究所研究員
2002年 宮城学院女子大学学芸学部助教授
2009年~宮城学院女子大学学芸学部教授
2016年~学長戦略室・室長
<肩書>
博士(文学)東北大学。臨床心理士。専門は,安全人間工学,産業心理学,応用心理学。
<講演>
ヒューマンエラーのほとんどは,人間がこの世界で適応的に生きるために獲得した能力が,一定の特殊な条件下で不都合な結果を導いたものと捉えている。したがって,ヒューマンエラーを防ぐためには,まず人間がどのような特性を持つかを理解することが重要と考え,参加者自らがミスを経験するデモンストレーションを中心に据える。その他,現場のメンタルヘルス教育や,安全・安心の考え方についても講演する。東日本大震災の際,東京電力の協力会社の講演で富岡町にいて被災。原子力緊急事態宣言発令時には福島第一原子力発電所の西1Km ほどの場所でヒッチハイクした車の中にいた。福島第一原子力発電所には,“冷温停止状態”直後に入った経験をもつため,東日本大震災及び原子力災害に関わる講演も受ける。
<教育>
心理学の学びを社会の動きと関わらせることに注力。研究手法においても,新たにデータを収集するならば,実験室実験や質問紙調査よりも現場観察を重視させる。また,Twitter,ブログなどの一般の人びとが日常的な活動の中で記録した情報の分析も推奨。できるだけ“人間の自然の姿”を捉える中で,心理学を学ばせたいと考えている。
<受賞歴>
1998年 日本基礎心理学会 第17回大会優秀発表賞
1999年 日本基礎心理学会 第18回大会優秀発表賞
2007年 (社)日本チアリーディング連盟・感謝状
2014年 宮城県警察本部交通部・感謝状






 

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