片山 象三(かたやま しょうぞう)
昭和36年兵庫県西脇市生まれ
(株)片山商店代表取締役
- 学歴
- 同志社大学卒業
- 講演可能地域
- 全国
- 主な講演テーマ
- 「不可能へのチャレンジ ~革新的ものづくりで織物産地の復活を目指す!~」
「ものづくりプロフェッショナルが語る製品開発の極意」
- 経歴
- 同志社大学を卒業し、京都・村田機械(株)に入社、繊維機械事業部に配属される
1987年 津田駒工業(株)(金沢市東証一部)に入社、繊維機械部配属
1989年 (株)片山商店に入社し、2000年同社代表取締役に就任する
2000年 (社)西脇青年会議所理事長に就任
「世界初の斜め織織機の開発」「多品種小ロット織物生産システムの開発」
に着手
2004年 全国繊維交流プラザ 中小企業庁長官賞を受賞
2005年 りそな中小企業振興財団 第17回「中小企業優秀新技術・新製品賞」
優秀賞を受賞
同年 「多品種小ロット織物生産システム」第1回ものづくり日本大賞内閣総理
大臣賞を受賞
2006年~2008年度 サポートインダストリ法に基づく「中国と比較して同コスト、
半分の納期、2倍の品質の織物試作システム」を開発
2008年2月 NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演
2008年 「世界初の無縫製織物ドレス」の開発に着手(経済産業省 地域イノベーシ
ョン研究開発事業)
2009年 「残糸、布」からエタノール精製して「ゼロ・エミッションの織物産地」を目指す
研究に着手
2010年 日本繊維機械学会賞技術賞受賞「同時多柄織物に対応した整経技術」
海外との過酷なコスト競争の中、「産地を守るための新しい技術をみんなで開発する」というスローガンを掲げ、一回の織物準備で複数柄の織物を同時生産することが可能となる「多品種小ロット織物生産システム(アレンジワインダー)」を、幾度の危機に見舞われながらも「完成しないと明日はない」との思いで乗り越え開発し、生産コスト、原材料ロスを大幅に削減することに成功した。
また、「織物産地からドレスを発信=織りながら縫製する新たな技術」「残った糸、布からバイオエタノールを精製して世界初のゼロ・エミッション織物産地を目指す研究」等、地元の織物産地が抱える課題に対して「苦しい地方経済の為に」「国内繊維産業の為に=中国には売らない」をモットーに産学官連携の研究開発事業を行っている。