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田上 勝俊(たがみ かつとし)

1939年静岡県生まれ

元(株)本田技術研究所常務取締役
(有)ヒューマンリンク代表取締役

学歴
静岡大学工学部卒業
講演可能地域
全国
主な講演テーマ
「新しいものを次々と生み出す秘訣~思いがけない発見からドラマが始まる」
「ASIMOのDNAはこうして創まれた~世界初の二足歩行ロボット開発秘話」
「ロボットASIMOの生みの親が語る“感動する技術を育てる指導者の役割”」
「人間型ロボット誕生のマネジメントとリーダーシップ」
「ASIMOに夢を托して」
「共創の時代」
「感動する技術を育てる」
「夢を実現する技術」
「ロボット産業創出への提言~ロボット技術の現状と今後の展望」
主な著書
『新しいものを次々と生み出す秘訣』
経歴
大学卒業とともに、本田技研工業株式会社に入社。昭和39年より(株)本田技術研究所にて研究開発一筋に35年間。この間、電装品研究開発部門マネージャー、基礎研究所設立と同時に所長に就任、常務取締役などを歴任。昭和60年、ホンダの基礎研究体制の構築を任され、研究テーマの一つに人間型ロボットを加えた。その成果は研究開始から10年を経た平成8年にASIMOの前身であるP2として結実した。他にも携帯用エンジン発電機、世界初カーナビゲーションなどを開発。独特の技術哲学に基づく戦略立案には定評があった。平成11年に金沢工業大学客員教授就任。同年に(有)ヒューマンリンクを設立し、特長ある技術を有する企業と、それを求める企業とを結びつける「縁結び」を目的にコンサルタントとしても活躍中。現代の“松下村塾”を目指し、産業界の中堅幹部を対象に「新技術研究会」を主宰。「不都合からの発想。誰もわからない未来にあって唯一はっきりしていること。それは先送りした不都合は必ず未来に存在し、将来数倍にもなって我々の前に立ちはだかってくる。」
1980年代後半、日本のメーカーでは本業以外の研究も手掛けて将来に投資しようという機運が高まっており、ホンダも車やバイクとは異なる「新境地」を開こうとしていた。「鉄腕アトムのようなロボットを作れ」という奇想天外な指示のもとに10年の歳月を経て生れたASIMO(アシモ)。身長120センチ、体重52キログラム、宇宙飛行士を思わす姿はテレビコマーシャルなどを通じて、今やホンダの顔に育った。

 

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