面白くて元気がでる講演会

【氏名】 緑川 賢司(みどりかわ けんじ)

株式会社 ミナロ 代表取締役
NPO法人全日本製造業コマ大戦協会 理事長

製造業町工場の経営者。 職人として勤めた町工場をリストラされた経験がある。その当時は、「技術がいらない」と宣言されたようなものだと感じてとても落ち込んだが、一念発起して起業。それは、「情報発信」「BtoC」「連携」という3つのキーワードを守れば、町工場としてやっていけるという確信があったからだ。現在も尚、町工場は閉鎖されることはあっても、新たに創業する企業がとても少ないという厳しい世界。だが、その厳しいと言われている木型製作市場において、15年間に取引先を1,000倍までに成長させた。

その成功の裏には、価値ある日本製を世界に通ずるハイブランドにするという、日本のものづくりのすごさを世界に伝える事に力を注ぐという講師の地道な活動がある。また、世界の情報を持ち帰り、日本の常識にとらわれずに反映できるところは反映させるという斬新な考えを持ちつつ、日本の文化にあったものづくりをするというポリシーの元、日本と世界を結ぶインパナトーレ(コーディネーター的な立場)になるという常に高みを目指す講師の姿勢がある。

また、併せて日本の町工場を活性化する大人気イベントを立ち上げた講師でもある。
日本を支える製造業や町工場に活力を与えたいという想いから、多数の企業・団体が参加する“全日本製造業コマ大戦”を開催。4年目の2015年には世界大会を開催。6,000人の観客を動員した。この活動が認められ、2014年に総務大臣賞を受賞する。きっかけは、仲間の町工場が言葉で説明するより分かり易いと、フランスの展示会に配布した、自作のコマを見たこと。精巧なコマを見て、「全国の町工場で作って、大会をやってみたらどうか」という思いが湧き出たそうだ。端材でも作れ、取り組みやすいと感じ、思い立つ。目的は、強いコマを作る事ではなく、情報を発信すること。コマ大戦で優勝して知名度があがったり、対戦した企業同士が一緒に仕事をしたり、以前は考えられなかった自社商品を持つ事ができるようになったりと、予想以上のプラスの影響が出た。更に大会を通じてこれまで無かった町工場のネットワークもできたという。元々イベントを考えたきっかけが「自社の成績が良ければ良い」と考えるのではなく、日本中の町工場が一丸となって素晴らしい技術や商品を世界に発信できるようにしなければ、町工場・中小企業の未来がないという思いが根本にあるので、その講師の熱い思いが、成功に結び付いたイベントでもあるといえるのだろう。

仲間と共に自社を取り巻く全ての企業や工場が元気になるイベントを考えた講師の経営論、是非ご聴講してみてはいかがでしょうか?

【講演テーマ】

「あなたの会社に、逆境を乗り越えるためのビジョンがありますか?」
「まだまだ日本はやれる!~製造業町工場が日本の未来を考える!~」
「from vision to reality~起業に必要なビジョンの大切さ~」

一覧ページへ戻る

ご相談はお気軽に 03-3980-1791