面白くて元気がでる講演会

【氏名】 大野 勝彦(おおの かつひこ)

詩画作家
やまびこ塾 塾長

実家は、熊本県の阿蘇のふもとで、野菜農家を営んでいた。
講師は、高校卒業後跡を継ぎ、農業を営むもトラクターを掃除中に右手を巻き込まれ、それを取ろうとした左手も巻かれ、自ら両腕を引きちぎり一命をとりとめる。

事故現場に居合わせた家族は、それぞれに講師を助け、懸命に励ましたという。
その時聞いた長男の「お父さん頑張って」という声・言葉は、忘れることが出来ないと言い、その後も辛く苦しいことに直面した講師の耳に届く励ましの言葉だそう。
また、45歳まで一度も作品を作ったことがなかった講師に筆をとるきっかけを与えてくれたのは妹。
病室で「もう字は書けないかもしれん」と落ち込んでいると、妹が「腕でも書けるよ。」と実際に自身の腕にペンをくくりつけて書いてくれたそうだ。見ていたら、「自分も書いてみたい。」と思い、事故3日後に2時間かけて書いた言葉は、生きる希望の言葉だった。

この生への思いを詩に託したことをきっかけに、義手でイラストと詩を描き始める。その絶望ともいえる体験を強い精神力で乗り越え、力強く前に進む姿を言葉と絵で表現。
作品内には、常に講師を支え続けているご家族への感謝の気持ちや人の気持ちの暖かさ、身の周りの自然の美しさや身近な幸福についてで溢れている。
講師の描く絵や詩に多くの人が感動し、作品をもっと見たいという思いと展示する美術館を作りたいという講師の夢が実現し、事故から16年の歳月が流れた2003年7月に熊本県熊本阿蘇の、阿蘇
くじゅう国立公園の真ん中に「風の丘 阿蘇 大野勝彦美術館」が設立された。

2016年4月16日の熊本地震・集中豪雨により、阿蘇の美術館も大きな被害を受けた。
しかし、講師のパワーは依然衰えず、地震直後から美術館の復興作業に取り掛かり、現在は、美術館再開まであと一歩の所である。全国に講師の作品のファンは多く、他にも北海道・長崎・大分にも美術館がある。また、講師の話しを聞きたい、という要望も多く、作品作り・美術館の再建と共に講演活動にも力を入れている。

講師の講演を聴講すると力強さをもらい、聴講生は、元気になる。
前向きに頑張れるようになる、優しい気持ちになり、自分を見つめ直せると大好評です。
心に響く元気になれる講演会、是非ご企画下さい。

【講演テーマ】

「夢は叶うもの思い強ければ~できるできるできる~」 「両手への賛歌~両手を失って気づいたこと~」 「天使とオニババ~神さまからの贈り物~」

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