NPAの社員研修
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出村 明弘 多くのイベント成功の立役者。観光業のみならず一般企業研修のベテラン講師!

出村 明弘(でむら あきひろ)
◆研修内容
 ・観光振興研修⇒詳細 一


観光振興の研修

【目的】

21世紀のリーディング産業といわれる観光産業は、観光庁が発足したことでビジネスマーケットが大きく変貌した。昨今の世界情勢や環境問題、自然災害事象で価値観が著しく変化したことによる新しいニーズ、来たる東京オリンピックに向けての訪日外国人急増などに答えるべく生きた観光振興の基礎的知識を理解するとともに、地域の魅力を磨き、力強く発信する地域創生についても発展させて考えるトレーニングを盛り込みます。
さらに「日本の文化」を活かしたホスピタリティを理解し纏め上げていきます。

第1回 「観光とは何か」

観光の定義を学び、「sightseeing」と「tourism」の違いを理解するところからスタート。現在、そして将来的に観光産業に求められている姿を学ぶ。業界の核となるカテゴリー別要素を理解。

第2回 「ホテル・旅館、AT・CAについて」

業界を理解する上で、ホテルや旅館の歴史的背景とともに施設や組織の機能を知り、業務を把握。「差別化された非日常空間の創造」とは如何にして創られていくのか、その実態を学ぶ。さらに、航空会社等交通機関や旅行代理店の仕組みと業務を把握。ホテルや旅館などの宿泊施設との関係、昨今のダンピング競争マーケットの実態を理解する。

第3回 「サービスとホスピタリティ、CSとESについて」

観光のみならず実社会で必要な重点項目として、定義を学び様々な実例からお迎えをする側のあるべき姿を検証。クレームは何故発生するのか?どのように処理すべきか?対応に至る迄を考える。さらに顧客の満足度をはかる指標、あるいはその指標を向上させる活動のCS、「Customer Satisfaction」の実例を検証しながら学ぶ。従業員満足「Employee Satisfaction」も併せて理解。

第4回 「観光業におけるマーケティング戦略」

業界におけるマネジメントの視点から必要なマーケティング手法を理解。“売る仕組み”から“売れる仕組み”へ、そのノウハウを学ぶ。地方自治体の地域政策から国策に至る観光戦略を考える。

第5回 「観光力・ブランド力を考える」

世界的にみても日本の観光力は低レベルと評価されているその理由を探る。観光力となる観光資源の理解と活用がまちを再生し、活性化へと導く実例をもとに将来的ビジョンについて考える。まさに地域社会が、そして日本社会が必要としている「ブランド創り」を多面的に捉えてみる。特に経済効果に繋がる地域、観光地、施設、素材のブランド化には何が必要なのかを考える。

第6回 「地域振興における観光戦略と戦術」

全国各地で抱える地域振興課題において、大きなビジネスチャンスを創造する観光戦略を具体的な事例を挙げて解説。“観光力”を如何に活かしていくか、その課題と対策について考える。同時に、時代の変遷とともに変化した各世代の価値観や生活観から生ずる新たなニーズに合致する観光戦術とは何かを検証。メディアやインターネットを活かす手法論、ツール制作までを解説する。

第7回 「商品開発について」

何故今、新たな商品の開発が必要なのか?“イメージ戦略”と“売上対策の為の戦略”の両視点から捉えた商品開発を学ぶ。明確な戦略のなかで構築された様々な戦術(方策)を検証。観光産業に関わらず実社会で問われる「企画力」について様々な実例をもとに学ぶ。企画の発想から情報の収集方法、アイデアの構築、立案までを理解する。

第8回 「観光プラン制作」

来る東京オリンピック開催までの観光関連商品プラン(及びそのプロモーション)を企画制作、その販売価値を検証する。日本文化をテーマに観光資源をブランド化するためのシナリオづくりを実践。さらに各人が考えたシナリオをグループで協議し商品化のための精度をアップさせる。費用対効果、継続性、オリジナリティなどの見地から実現性を見極めたうえでプレゼンテーションを実践。※観光プランのテーマはその都度変化させて実施。

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